悪魔的ドクター
「はぁ…」
資料室。
本当は来たくないんだけど
資料があるのはここだけだから仕方なく利用している。
個室は使わない。
あんな手紙が置かれたら
人違いだとしても気味が悪い。
もちろん荷物も肌身離さず持ち歩いている。
どうしてこんな警戒しないといけないの?
あたし何か悪い事した?
もし仮に
手紙と非通知が別人だとしたら
非通知は【恨み】と考える方が妥当だと思う。
じゃあ人の気配は?って話になるんだけどさ。
どちらにしろ
あたしには迷惑極まりない。
「はぁ…」
またも溜め息を吐きながら
棚に資料を戻していた。
すると
すぐ後ろから突然
肩をポンッと叩かれた。
「ッ!?」
また頭に蘇る【ストーカー】の存在。
驚きと恐怖でバッと振り返った。
そこにいたのは
あの、地味男君。
彼はあたしの表情を見て驚いている。
たぶんあたし
彼を睨んだんだ。
「…ごめんなさい。あたしに何か用ですか?」
「あ、あの…コレ…」
怖ず怖ずと彼が差し出したのは
3冊の分厚いファイル。
資料室。
本当は来たくないんだけど
資料があるのはここだけだから仕方なく利用している。
個室は使わない。
あんな手紙が置かれたら
人違いだとしても気味が悪い。
もちろん荷物も肌身離さず持ち歩いている。
どうしてこんな警戒しないといけないの?
あたし何か悪い事した?
もし仮に
手紙と非通知が別人だとしたら
非通知は【恨み】と考える方が妥当だと思う。
じゃあ人の気配は?って話になるんだけどさ。
どちらにしろ
あたしには迷惑極まりない。
「はぁ…」
またも溜め息を吐きながら
棚に資料を戻していた。
すると
すぐ後ろから突然
肩をポンッと叩かれた。
「ッ!?」
また頭に蘇る【ストーカー】の存在。
驚きと恐怖でバッと振り返った。
そこにいたのは
あの、地味男君。
彼はあたしの表情を見て驚いている。
たぶんあたし
彼を睨んだんだ。
「…ごめんなさい。あたしに何か用ですか?」
「あ、あの…コレ…」
怖ず怖ずと彼が差し出したのは
3冊の分厚いファイル。