悪魔的ドクター
-咲桜-
***
翌朝。
結局
あたしは一睡も出来なかった…。
いろいろと考えていたから。
先生…
一晩中、白石さんの側にいたのかな?
まさか体の関係なんかに…
そんな恐ろしい想像をする自分が1番恐ろしい…。
朝ご飯を作る為
リビングに差し掛かると
入り口から見えたのは
ソファーに横になっている先生だった。
どうしてこんな所で寝ているんだろう?
もしかして
白石さんとは何もなかった…?
少しの希望を胸に
リビングに足を進めるが…
別の入り口から
先に白石さんが先生の元へと駆け寄る姿が目に飛び込んだ。
出る幕を失ったあたしは
リビングに入れず
入り口に隠れる。
だけど
あたしどうして隠れるんだろ。
隠れる必要なんて…ある?
でも2人の邪魔するのはちょっとな…。
リビングから離れようとしたが
目が覚めた先生との会話が耳に入ってきて、足を止めてしまった。
「起きてたのか?」
「うん。ごめんなさい。なんか昨日は迷惑掛けたみたいね…」
「別に気にするな。だけど、確か酒は飲めないはずだろ?」
「ちょっとヤケになってたの…」
「寝言と、関係あるのか?」
「え…?」
えッ…
寝言…?
翌朝。
結局
あたしは一睡も出来なかった…。
いろいろと考えていたから。
先生…
一晩中、白石さんの側にいたのかな?
まさか体の関係なんかに…
そんな恐ろしい想像をする自分が1番恐ろしい…。
朝ご飯を作る為
リビングに差し掛かると
入り口から見えたのは
ソファーに横になっている先生だった。
どうしてこんな所で寝ているんだろう?
もしかして
白石さんとは何もなかった…?
少しの希望を胸に
リビングに足を進めるが…
別の入り口から
先に白石さんが先生の元へと駆け寄る姿が目に飛び込んだ。
出る幕を失ったあたしは
リビングに入れず
入り口に隠れる。
だけど
あたしどうして隠れるんだろ。
隠れる必要なんて…ある?
でも2人の邪魔するのはちょっとな…。
リビングから離れようとしたが
目が覚めた先生との会話が耳に入ってきて、足を止めてしまった。
「起きてたのか?」
「うん。ごめんなさい。なんか昨日は迷惑掛けたみたいね…」
「別に気にするな。だけど、確か酒は飲めないはずだろ?」
「ちょっとヤケになってたの…」
「寝言と、関係あるのか?」
「え…?」
えッ…
寝言…?