存在と言う名の歌
私とコトノとユウキは


ユイを待つ間


楽しく遊んでいた


追いかけっこや色々なお話の遊び


しりとりとか、「全然続かなかった!」と


笑いながらやりとりしていた。


追いかけっこはやはり私の脚が速かった


バスケ部に陸上系な事をしていた為


彼より脚は速かった。


どたどたと響く廊下、誰も居ない教室


コトノも笑いながら走って


ユウキも笑いながら走って


私も笑いながら追いかけてた


とっても楽しいとずっと続けていたが


流石に息切れがして追いかけっこは中止した


「脚速いなー!」


「1500mだっけな?1300mかな?それで4分36秒だよ」


「え、速い速い!女子は1300mだって♪」


「去年のマラソン大会で女子300人以上中21位だったかなぁ」


「ミカ速いな(笑)」


コトノは少し驚きながらも笑って言った


「いや、速過ぎるでしょ!」


「遅いってば、脚力落ちたのこれでも!」


私は笑いながら言うが、彼は冗談だろって笑いながら答えを返した


「鍛錬して次のマラソン大会は10位以内目指すの!」


運動が好きな私は鍛錬が好きで、こう言う事を言うと


「うわ、凄い、やる気あるねー!」


と苦笑される事がある


「ミカ無理すんなって」


「無理してないー!」


☆ ☆ ☆

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