とある烏の物語
「『君は僕(私)を嫌悪しないの(しないのですか)?』」

互いに同じ事を聞きまたこらえず笑い出しました。

二人で笑っていると初め怯えていたのが嘘のように落ち着きました。

そして互いに今までの事を話し始めました。

この虎はからすと同じようにその白い体を忌み嫌われたのでした。

それにこの虎は体が弱いので群れからも追い出されたので小さな森で一人寂しく暮らしていたのでした。

からすは仲間を見つけたような気がして、嬉しくなり一緒にこの森にいることにしました。
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