とある烏の物語
からすはその少女の瞳にひかれました

空の青とも海の青ともちがう

みた者すべてを魅了してしまうような

とても美しい瞳でした

そのとき少女がこっちを見て言いました

「あら?面白い色の鳥さんね。なんて言う鳥なのなしら。」

そう言って窓を開けてくれました

だからからすは言いました
『こんにちは。美しい瞳のお嬢さん。私はからすですよ。』
< 4 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop