君が好き。
第一章:囚われた心

変わらない日々



「松岡蓮」


「…はい」



俺は今日も、
変わらない日々を過ごしている


学校に来て、
出席をとられている自分が
やけに虚しい



世界には…いや日本にも
普通に生活
出来ない人がいるのに


ここでぼーっとしている
自分に腹が立つ







松岡 蓮



15歳の夏―



 
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