そう、これが愛
今だ床に座り混んでいる部長の股の部分に自身の足を押し当て見下ろす、潰れてしまえばいいと思う。
「潰れちゃう、ではなく潰そうとしてるのでご心配なく」
「きゃー!!!!!!」
グリっと足に体重をかけると悲鳴をあげる部長、少しは反省しただろうとチラっと顔を見るとなんと部長は目に涙を溜めながらもほんのり頬がピンク色に色付いていた、なんて事だ、あ、鳥肌たった。
身体がひんやりと冷える感覚にそろりと部長から足を遠ざける。
「ひ、酷いっ本当潰されるかと思った」
確実潰すつもりでした。とはこの密かに快感を感じてる変態には言いたくなかった。
「・・・・・なんか歌己ちゃんに触られると心臓痛いのは変わらないけど身体が熱くなるかも・・・・!?」
私の左手には部長の胸倉を掴んだ服とだらんと気絶している部長、こんなつもりはなかったんだ、こうするしか方法がなかったとまるで犯罪を犯してしまったかのような台詞が頭に流れる、部長を力の限り殴ってしまった。
「・・・・・・・これで今日の記憶がぶっ飛んでくれればいい、いやぶっ飛んで下さい」