そう、これが愛
「・・・・・部長、やっぱり私帰らせていただきます」
「え?!なんで!?もうすぐ出来上がるよ?」
変な人だ変な人だとは思ってたけどまさかフライドチキンをアルコールランプで作ろうとするなんて、歴史的発明家のアルキメデスやニコラ・テスラ、トーマス・エジソンだって考えた事ないだろ。私もまさかアルコールランプで料理するなんて思いもよらなかったしカー●ルオジサンに申し訳なさすぎる何考えてんだこの人。いや始めから何考えてるかわかんない人だった。
「はい、出来たよ歌己ちゃん!!」
「ありがとうございます」
マジで作りやがったそれも美味しそうだし、斉藤 光・・・侮れん
「ね、美味し?」
もすもすもすもす
「歌己ちゃんさえよければ俺毎日作るよ、頑張っちゃうよ」
もすもすもすもす
「ふふ、そんなに美味しそうに食べてくれるなんて嬉しいかも」
もすもすもすもす
「ね、歌己ちゃん」
もすもすもすもす
「・・・・・・・歌己ちゃん!!!!!!」
「ん?なんれふふしょふ?(ん?なんです部長?)」
「確かに、確かに居てくれるんなら作るって言ったのは俺だけど、だけど無視だけは無理っ!!俺耐えらんない!!」
「もうしょうがない人ですね、ほら部長も胸糞悪いですが美味しいですから食べてください」
ちょうど食べてたフライドチキンを部長の口に詰め込むと。
「(これ!?今歌己ちゃんが食べかけてた!?/////)うぉえええぇ!!」
「・・・・・・・・うっぷ」