そう、これが愛
「桐谷?桐谷大地さんじゃないかな?」
「あ、確かにそんな森みたいな草原みたいな名前だったな」
あろうことか部長につられて貰いゲ●してしまい二人で床掃除をしたのが昨日。昨日誰も登場する事を許可してないにも関わらず初登場した桐谷と言う男の事をまたまた親友である馬場 望ちゃんに聞いてみようと食堂でうどんを食べるうどんうま過ぎる。
「ちょっとあんた、うどんに何入れようとしてんのよ」
「ん?増えるワカメちゃん」
うどんにワカメって凄く相性がいい、なのにどうして食堂とか定食屋のうどんってワカメが少ないのか信じられん、もっとワカメを入れろ!!!・・・・・話ずれちゃったな。
「昨日その桐谷さんが部室に来てた」
「ええ!?大地さんが!?なんで!?」
「ズルズルズーっ」
「大地さんっていったら、凄くクールであの流し目が凄く色っぽくって意地悪そうに笑うのがまた素敵な人でしょ!!!!!なんで歌己達の部室に来るのよ!!!?」
「・・・・・ゴメン人違い」
凄くクール凄く色っぽい意地悪っぽく笑う?昨日来たのは末期の変態だ。
トータルエムだった気しかしない。これは人違いだな、なんだか考えるのも面倒臭くなってきた、忘れればいいに一万。
「ああ、私も一度でいいから大地さんと遊んでみたい」
うっとりしだす親友にジムに通えばいいよとアドバイスを言い渡したいとこだが人違いみたいだし、実際もし遊んだとして変態を殴って笑ってる親友なんて見たくないし卒倒のちのトラウマになりかねん、お口チャック。
「なんか人違いだったみたいあわよくば人間じゃなければいい」
「残念、人間だったりして」