そう、これが愛
近頃の若者はお盛んで本当困るな、韓国ドラマを観てもっと純愛を勉強しろ。中学で卒業記念に置いてきた初な心を取り戻してくれ。
「ああ、いたた。これこれ、これ本当癖になるよねもう大好き歌ちゃん」
「えー」
「お前、歌己が好きなのか?こんな根性座りきってる女のどこがいいんだよ」
「新井君・・・否定はできないね」
「否定したほうがいいよ歌ちゃん、それよか歌ちゃんに聞きたいんだけど斉藤どどうなの?」
「それ、毎日聞かれますけど何かあったほうがいいですか?ちなみに昨日は私の机に自分のタブレットを置いてにやにやしてたので寝かせて置きましたあの人きっと私を薬漬けにするつもりですよ、私に害が来る前に消さなきゃ」
「そっか、進展が微動もなくて安心した」
「や、何も安心できねーんだけど大丈夫かよアイツ、もっと優しくしてやれよ歌己」
「やーよ」
「あ、今のかわいい。歌ちゃんなかなか俺にオチてくんないし毎日心配でさー、ね、俺にオチてよ歌ちゃん?だったら俺が歌ちゃんを俺漬けにしちゃうからさ」
「何言ってんですかあなた、あなたが私にオチて下さい」
「もう俺これ以上オチれないとこまでオチてんだけどどうしたらいいコレ?」
「じゃあそこをぶち抜いてもっとオチてもう戻ってこないでください」
「ありゃ、手厳しいね新井君?」
「歌己は難しいから諦めて俺にしとけ大地」
「や、その選択肢おかしいから俺は歌ちゃんがいいから」
「・・・・・・・新井君オムライスあげるよ。じゃ私戻るねまた明日くる。そいいうことでさようなら桐谷さん」
「アイツ明日も俺のオムライスを食うつもりか」
「あー、また歌ちゃんにフラれちゃったよもー」