そう、これが愛
駄目凄い緊張してきた、手に変な汗かいてなんかヌルヌルするしぶっちゃけ今すぐに消毒したいけど、俺の目を見据えてる歌己ちゃんの目に俺が映ってて身体がピクリとも動かない。
「座らないんですか?」
「ぅえ!?・・うんここでいいよ、ありがと」
って言うか脳から動け動けッ!!って伝達を身体が受け付けてくれないんだけどね。
「昨日の・・・アレは」
黙って真剣に聞いてくれる体勢にある歌己ちゃんを見て自分の体温が急激に上がっていってるのがわかる。
「あの桐谷って人と歌己ちゃんが楽しそうにお茶してたのを見て」
えっ私?というように少し真剣な表情を崩す歌己ちゃん、ヤバいヤバいよ、何コレ、次の二文字を言えばいいだけなのに凄く恥ずかしくて、恥ずかしさのあまり目の奥が熱くなって水の膜を作りだしちゃってる!?
流石に泣くのはダメだし顔とか絶対赤くなってるだろうしとただの気休めでしかないだろうけど片腕で口元を隠す。
「・・・・嫉妬しちゃったみたい・・・・で、なんかただでさえ少ない元気根こそぎ持ってかれちゃって//////」
うあーもう恥ずかし過ぎる早くなんか喋って歌己ちゃんッッ!!!!!