そう、これが愛







「いだだだだだだだ!!痛い痛い歌ちゃん!!」


つかさず伸びて来た手を噛んでみたガリっと軽快な音が鳴る
あっすみませんと思ってもいないセリフを吐き捨てるため口を開けた

次は頬を若干ピンクに染めながらも本気泣きで自身の手を撫でる桐谷さん


「歯型が・・・・今の雰囲気は《あっ/////》ってなって甘い雰囲気で頬染める所じゃん!!フラグ立ってたよね!?」

「確実に咬むフラグでしたよ?確かどの少女マンガでもしきたりの様なものでした」

「どこの少女マンガで甘い雰囲気ぶち壊すしきたりがあるの!?ってかどんなマンガ読んでるの!?」

「うるさいです」

持っていたレンゲを桐谷さんの左頬めがけてぶつける

「あ痛っ!!・・・・殴るなら拳にして歌ちゃん////!!」

「ぜってーヤですよキモイな」


あーもう、とテーブルに身を乗り出し一発少し落ち着いてもらおうあわよくば少し眠っていただこうか、と桐谷さんの胸倉を掴むを桐谷さんから期待の顔が視界に入った、鳥肌たった・・・

その瞬間玄関から何かが破裂したかのような音と共に


「くぅおらああああああああ!!腹黒ヤロー!!!!(怒)熱ぅッ!?ぎゃぁああ!!」



土足の新井 ホモ人が来たので歓迎の意をこめて焦げ粥を投げた(激怒)












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