そう、これが愛


「狭いです、帰ってください」

いくら家が1LDKだとしてもLの部分(リビング)に大人3名内2名が雄だなんて息が詰まる、家が男臭くなるなんて不愉快ださっさと帰ってもらおう。
と何故か怒り沸騰の新井にあは☆っと笑っている桐谷さんに向かい伝える、新井に睨まれた何だっていうんだい新井?


「お前もホイホイこんな奴を家ん中に入れんじゃねー!!!!」

「んな、むちゃな・・・だってホイホイ入って来たんだもん」

「ホイホイ来てもお前ならどうにか出来るだろうが!!」

「そんなに怒ると禿るよ新井君、ホイホイ来られちゃわかんないよ、だって桐谷さん忍法霧隠れの術で入室したんだから」

「そんな術披露したっけ?」

「ほら桐谷さんもこう言ってますからもう帰った帰った」

「オイこら、疑問系だぞ歌己」

あら!?っと驚いたらあら!?じゃねぇー!!と吠えられた

どこまでも煩い人だ

「じゃあもうホイホイ入れないから、ゴ○ブ○ホイホイ買ってよ新井君」

「!?!?」

心底傷ついた桐谷さんが居たが新井はニヤニヤ笑っている

「よし、買ってきてやる」

「ついでにシャンプーも無くなったから詰め替え用でお願いします、あ・マ○ェリのふんわりタイプだから間違えないようにね新井くん」

「容赦ないね歌ちゃん、まぁそこがイイんだけど☆」

「てめぇーで買いに行け!!」

「俺買ってこようか歌ちゃん?」

「そもそもお前のせいでゴ○○リホイホイ買いに行くのになんで自分捕獲用を自分で買い出し立候補してんだ!!!」

「歌ちゃんのホイホイなら捕まってみたいなって思うじゃん?」

「変態かお前・・」

「歌ちゃん専用のね☆」





きゃんきゃん!!と吠える雄共になんだか収集がつかないので、ベットに無言に横になる



「なぁーに寝ようとしてんだてめぇーは!!」

「え!!ダメなんですか!?」

「普通にダメだろーが!!何ビックリしてんのお前!?」


新井の突っ込み癖も普通に受け流していたが、今の私は胃も満たされて、気持ちもある意味いっぱいいっぱいでだんだんと睡魔が訪れ瞼が閉じる



明日どうしよー、ああ面倒なことになった




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