そう、これが愛
「あーいたた、朝からフルパワーとか歌ちゃん素敵すぎる・・・じゃないよ!!
歌ちゃん酷いよ!!さすがの俺も青ざめたんだから!!」
「話の内容がわからないです。はい、もうワンテイク行きましょうか?」
「えッ・・・とッ!!」
「はい遅い!!もう一回!!それでも覚えたつもりですか!!それでは主役は務まりませんよ!!」
「何これ焦る!!なんの呪文だっけ先生!!」
「テク○クマヤ○ンテクマ○マヤコンですよしっかり覚えてください。ちなみに元に戻る場合はラ○パスラ○パスルルル○ルです」
「それだ!!!!」
「いや、違ぇーよ!!朝のベットだボケ!!!」
「え・・・・・なんですかそれ・・・生きてるのが卑猥ですよ新井君」
「生きる事まで否定するのかお前・・・」
「泣かないで新井君」
「泣いてねーよ!!!!」
どうやら新井君は本気ギレらしいめんどくさいな・・・・軽くあしらっておくか?
昨日私が夢に旅立った後桐谷さんがなかなか帰らなかったらしく
朝、私が目覚めた時ソファーに桐谷さん床に新井が転がって寝ていたので、さすがに風邪をひいてはいけないと2人を私のセミダブルのベットに寝かせて置いたのだけれども、どうやら2人はそれで怒っているらしい・・・・人の優しさをなんだと思っているんだとムカムカしてきた。
「もう優しくしてあげません」
ぷん!!と顔をそむけると桐谷さんに両手で頬を挟ませ前に戻された、桐谷さんのくせに生意気な!!!と頬を挟まれながらも鳩尾に一発入れてやったが頬から手は離されなかった今日は踏ん張る桐谷さんらしい。
「ぅゲッホッゲホ・・・歌ちゃんの優しさはあの狭いベットに男並んで寝かせる事なの!!俺本気で泣きそうななったんだから!!一夜の過ちが起こったのかと思ってトイレに駆け込んだんだよ!!」
「一夜の過ちならいっぱいありますでしょう?」
「うっ・・・」
「いいワンナイトラブな思い出も必要ですよ桐谷さん」
「確実にとんでもないことあった感じにされてない!?違う歌ちゃん何もないよ違うから」
「で?どっちが掘られたんですか?やめてくださいよ人様のベットで」
「違う歌ちゃん違う違う!!掘ってないよどこも掘ってないから」