そう、これが愛

孤鳥は遭難

部長ともいつもの日常に戻り私としては落ち着いた日が続いている中

「うぷ・・・あもう無・りぃ、おえぇぇ」


部室内に響く嗚咽音

3日たった今でも銀子の感触と匂い(幻)がするのか部長はもう限界だ、そしてここ3日マジゲ○を目撃している
私も限界だ。
なんだか申し訳ない事をしてしまったなと思い
珈琲を入れるのだが部長は珈琲を見た瞬間吐いた、というか私を見て吐いたなコイツ・・

「歌己ちゃん・うっ・ごめん今俺にップ何も出さないで」

「人の顔見て吐くなんて殺意が湧きます」

「あっやっごめんなさい!でも歌己ちゃんのせいじゃないんだよ?うっぷゴミ袋ある?あ、ありがと、だた、、おぇ、銀鮭が、、寝ても覚めての銀鮭がね?」

「おお!それは大変ですね!」

「いい笑顔だね歌己ちゃん!?」











「・・・・・・光!!!」

「何泣いてるの新井くん?」

カフェテリアに行ってみると新井がオムライスを食べていたので
つかさず真ん前に座り新井のオムライスを横取りというか前取り?しながら
ここ3日の部長の様子を伝え、共感してくれ!とばかりに
部長の文句を言うと、なんと新井は部長に共感してしまったなんてこった。

「可哀相に....後でお見舞いに行ってやろう、お見舞いって何持っていけばいいの?果物?光メロンとか林檎食うっけ?」

「何?部長は銀鮭で入院してるのか?精神病患者なのか?」

「むしろ精神科に通ってもおかしくない程に精神を破壊した本人だろお前」

「・・・」

「黙るな、オムライス食うな」









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