white or brack

バタンッ

「慧、どうした…ん…だ…」

仮眠室からでると疾風の様子がおかしかった。

恭耶も目を見開いている。

なんだ…?

仮眠室の前で立っていると疾風がソファーを飛び越えて俺の前に来た。

「どうしたんだ?そんなに慌てて…」

「どうしたんだ?じゃねーよ!何だよその格好!?」

何でこんなに怒ってんだ?

「零ちゃんは?」

恭耶の冷静な声が聞こえた。

「気ぃ失ってる」

俺がそう答えると疾風が

「気ぃ失うようなことしたのかぁぁぁ!?」

と叫んだ何言ってんだこいつ…

困惑していると恭耶が苦笑いしながら

「慧自分の格好見てごらん」

そう言った。

ふと自分の格好を見てみる。

俺の今の格好は上半身裸…

なるほど…

勘違いしてもおかしくねぇ。

その後疾風に質問攻めされたがあえて答えなかった

しまいには「零ちゃんに聞く」って言いだしたが全力で阻止した。


< 103 / 162 >

この作品をシェア

pagetop