white or brack

しばらくして洸が思い出したように言った。

「そういえば…零どっか行くとこだったんじゃ…」

行くとこ…?

えっと…

「…あ!そうだった!飲み物買いに行くんだった!」

忘れてたー><

3人のことをほったらかして、どこに買いに行こうか考えていると

「飲み物なら、さっき間違えて買ったジュースがあるけど、それでいいなら…」

そう言って永がどこからかジュースを持ってきた。

「あー…零オレンジジュース飲める?」

苦笑いしながら「皆いらないって言うんだよ」と言った永の言葉を繰り返す

…オレンジジュース

オレンジジュース…

「オレンジジュース!?」

思わず永に詰め寄ると

戸惑いながら言った

「あ、あぁ…嫌いだった?」

「ううん、すっごく好き!ありがとう、永!」ニコッ

ウキウキで貰って永を見ると

永と洸、快、近くに居た下っ端君たちも

なぜか顔が赤かった。

「え?皆どうしたの?」

私が疑問を口にした瞬間ものすごい音がなった。

バアァァン!



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