white or brack
恭耶は少し落ち着いたのか咲夜さんに電話をかけだした。
「おい!罠って何だよ」
訳がわからないという様子で疾風が言う。
「お前が帰ってくる少し前零から電話がかかってきた。零の話はお前の携帯から電話がかかってきたと・・・」
「俺電話してねぇよ?」
「わかってる、最後まで聞け。でそのかけてきた人物は黒鳥ゲンだったらしい、1人で海の近くの3番倉庫まで来いって言われたらしい」
「じゃあ零は・・・」
「黒鳥ゲンのところに向かった」
疾風をほって俺は朱雀の総長に電話をかける
「もしもし、俺だ」
『オレオレ詐欺ですかー?』
「ふざけるな」
少し声を低くして言うと
何かあったと悟ったのか向こうも総長モードに入る
『何かあったのか?』
「あぁ、れ・・・舞姫が黒鳥の罠にはまった」
『なんだって!?舞姫って今話題の?』
「あぁ」
『本当に風雅に居たんだな・・・、俺たちもすぐ行く』
「・・・来てくれるのか?」
『当たり前だろ、風雅には世話になってるし、舞姫見てみたいし、それに・・・黒鳥には仕返ししねぇとな』
「だな・・・サンキュー」
朱雀の総長は少し笑って切った
朱雀の総長とは中1からの知り合いだ
こいつの仲間思いな面を気に入ってよくつるんでいた
ちょうど恭耶も終わったみたいだ