white or brack
近づくと零は、机に伏せて寝ているようだ

「零起きろ」

「あ、あの零熱あって・・・そのだからそっとしといてあげてください」

零の横に座っていた髪の長い奴がそう言った

そういえばこいつ熱あったんだっけ?

「うぅ~ん」

そんなことを思っていると零が起きた

「あれ~?慧さん?」

「あぁ」

零の熱は、そうとう高いみたで眼鏡の向こうの目がボンヤリしている。

「どうしてここに?」

零side

騒がしくて目が覚めると

目の前に慧さんがいた、

「話がある」

「話・・・?」

何の話だろ~?

私何かした?

うまく頭が回んないや

「お前、熱どれぐらいあるんだ?」

熱?どれぐらいあるんだろ?

首を傾げていると

グイッ



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