white or brack

「ふぇ?」

「最近この辺は事件が多発している」

「朱雀とかいうとこですか?」

「あぁそうだ…朱雀はこの辺で一番評判が悪い」

「たばことかお酒ですか?」

「いや、そんなのかわいいもんだ俺たちでもする。だが朱雀の一部の奴は、薬もするし裏でかなりやばい事までしてる。総長はすぞいやつだがな」

じゃあその総長さんが止めればいいんじゃないのかな?
私の考えを察したのか慧さんは、説明してくれた。

「確かに、総長が止めればいい話だが証拠がねぇんだ。総長にばれないようにしてんだ、しかも俺らにも手をだしてきた…」

昨日の疾風さんを、思い出す。

「それで朱雀の総長が手を組もうって話をもってきた、風雅はここら一帯で一番強い…だが…」

「だが・・・?」

「闇討ちにあってかなりへった」

そう言うと慧さんは口をつぐんでしまった
とてもくやしそうに…

「だからお前が必要だ、明日必ず倉庫に来いそこで返事を聞く」

そう言って慧さんは、保健室を出て行った。





明日…、倉庫に行こう。
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