white or brack


私は、風雅に向かう道を歩いていた、

「あっれ~この前のおチビちゃんじゃん」

急に知らない人に声を掛けられた、誰この人?

「おっマジだ!この前は光丘公園でどうも~」

光丘公園?あっ!

「10人も居たのに、わ…俺に倒された人たちだ」

あぶなっ!また私って言いそうになった、てか目の前の人たちはさっきの私の言い方が気に入らなかったのか怒ってるっぽい。

今にも殴りかかってきそう、5人か…まぁ今ちょうどイライラしてたしちょっと風雅に行くの遅れてもいいよね?

じゃあ…ちょっと挑発してみよ♪

「俺がムカつくんだろ?こいよ」

言うが早いか5人いっせいに殴りかかってきた、それをかわして反撃する。

ドカッ

バキッ

なんか…頭真っ白になってきた

ドカッ

1人…

バキッ

2人…

ドゴッ

3人…

「うわあぁぁや、やめてくれー」

にこりと笑って足を振り下ろそうとした瞬間

ドンッ

「っ…いてー」

2人残っていた中の1人がぶつかって来た“なに”かを持って…

その“なに”かは、私の腕に刺さった、

ポタッ

自分の腕に流れている血を見てわずかに保っていた理性が…



崩れた







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