white or brack
「持って来たぜ」
「サンキュー、恭耶」
「あぁ」
疾風が戻ってきて慧が恭耶を呼ぶと
恭耶はパソコンを開いて打ち出した。
カタカタカタ──…
カタカタカタ──…
カタカタカタ──…
カタカタカタ──…
カタカタカタ──…
「っ!これは…、慧」
5分くらい打ち続けていた恭耶の手が止まり驚いた顔をした、横から画面を覗いた慧も驚愕の表情を浮かべている。
「どうしたんだ?」
そう言い疾風も画面を覗く
画面を見た疾風も驚愕の表情を浮かべながら、画面と私を交互にみて呟いた…
「これって…零?」
「えっ?」
「見てみろ」
画面から少し離れた慧に促され画面を見ると
「っ!」
これって…私?
そこには私の顔写真が載っていた。
「いつ撮られたんだろ…?」
「これは、光丘公園かな?」
恭耶が言った。
「だな…ん?下になにか書いてるぞ」
慧が言い、下を見るとそこには…