white or brack
「な…に…これ」
・女顔で150cmくらいのチビ
・性別、年齢ともに不明
・黒にシルバーの模様のジャージを着ている
・喧嘩が強い
・風雅に所属
・最近“舞姫”と呼ばれだした
画面の下のほうに私の情報が載せられていた。
「これだな」
「あぁ、咲夜さんに知らせねーと」
慧と恭耶がテキパキと何かをしている間私は画面から目が離せなかった。
写真は明らかに隠し撮り…、気配とかに鋭い私がきずかないなんて…油断しすぎた?
なるほど、ね。
どうりで最近喧嘩を売られることが増えたわけだ。
頷きながら納得していると
疾風がじーっとこっちを見ていた
「何?」
「い、いや別に」
「何だよ、いいたいことあんなら言え」
そう言うと疾風はもう我慢できないと言うように笑い出した。
「アハハハハハハハッ」
何なの?こいつ、頭狂った?
「ハハ、零が姫って…プッ、アハハハ…」