medal
だから、それより前にあったことはとっくに忘れていた。

「100mは・・・。」

「優梨!ステーキなんか焦げ臭いけど見ててくれてるの?」

また、お母さんが叫んだ。

「忘れてた!ごめん!お姉ちゃん!ご飯のとき教えて!」

バタバタとキッチンに行ってしまった優梨を見て、私は着替えるために二階に行くことにした。





私、俊の事、好きだったんだなぁ。

全然考えたこともなかった。

俊は・・・・。
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