ヒミツのお姫様☆2nd



すると、不意に和馬が鼻でふっと笑った。



「だって、それって嫉妬でしょ?
ヤキモチ妬いちゃうくらい爽のことが好きってことじゃん」



「~っ///」



そ、それはそうかもだけど///



なんだか、率直に人に言われちゃうと恥ずかしいよ///




「ま、頑張れっ」



和馬は、ポンっと私の頭に手をのせると立ち上がった。


そして、「あと……」と言ったあと、



「爽にさ、あんまり柚希を不安にさせてると俺が奪っちゃうよ?って言っといて」



と付け足して教室を出ていった。

< 153 / 216 >

この作品をシェア

pagetop