ヒミツのお姫様☆2nd
すると、不意に和馬が鼻でふっと笑った。
「だって、それって嫉妬でしょ?
ヤキモチ妬いちゃうくらい爽のことが好きってことじゃん」
「~っ///」
そ、それはそうかもだけど///
なんだか、率直に人に言われちゃうと恥ずかしいよ///
「ま、頑張れっ」
和馬は、ポンっと私の頭に手をのせると立ち上がった。
そして、「あと……」と言ったあと、
「爽にさ、あんまり柚希を不安にさせてると俺が奪っちゃうよ?って言っといて」
と付け足して教室を出ていった。