ヒミツのお姫様☆2nd
変化なし……?
「……何もないならいいじゃん!」
「そうだよー」
「……」
今は、お昼休みで、何故か爽がいないから、しょうがなく信哉、昴、和馬と私の4人でご飯を食べて、今は、食事が終わって相談中。
爽……どこに行っちゃったんだろ……。
「……でも、実際……今だっていないし」
チラリと爽の横の席に目をやる。
「はぁ……。
花梨ちゃんもいないし。
2人でどっかにいたらどうしよ……」
私が、ため息混じりに呟く。
「大丈夫だろー。
仮に一緒にいたとしても爽の心はおまえのもんだよ」
和馬が、私を安心させるような柔らかい笑顔を見せてくれる。
「ありがと……」
私も、和馬に柔らかい笑みを作って見せた。