ヒミツのお姫様☆2nd


その人は教室に来てしまった。



あ……やっぱり……。




予想していた愛しい人が姿を現した。




「ちょっ……!!」


ぐぐぐっと信哉を押し返す。


けれど、あまり効果はない。



もういや……。


目に涙がたまって目の前がぼやける。



「おまえら……」



爽がみるみる怖い形相になっていく。



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