ヒミツのお姫様☆2nd



「ふっ……」



信哉は、鼻で笑った。

そして――



くいっと私の顎に指を掛けて持ち上げた。



「……っ!?」



「信哉!!」




驚きで声をあげた私。

爽も、驚きと怒りの交じった声を出した。


「……確かに、何かを考えてこんなことしてるのはあってるよ……。
でも、俺だって、下心が0って訳じゃない」



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