ヒミツのお姫様☆2nd


私は、そのことに驚いて、肩を揺らしてしまった。



でも、花梨ちゃんはそんな私の態度に気づいているのか、いないのか分からないけれど距離が広がることはない。


むしろ、だんだん近づいてる……?



花梨ちゃんが教壇の上に乗って、私の目線と花梨ちゃんの目線がだいたい同じ高さになった。



自然と交わる視線。



き、気まずい……。


私が、視線を逸らしたとき。



――ガタンッ!!


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