ヒミツのお姫様☆2nd
花梨ちゃんは、恥ずかしくないのかな?
今の状況……。
「応援してくれるんでしょ?」
ぷくっと頬を膨らます花梨ちゃん。
可愛い…………じゃなくて!!
応援とか何のことよ〜!?
「言ったけど……」
爽と花梨ちゃんが、私の目の前で会話を続ける。
そういえば、爽……授業どうしたんだろ?
抜け出してきたのかな?
私達がいつまでも授業に行かないから……。
「もぅ……めんどくせぇ……」
爽は、そう言い捨てると、自分の髪の毛をクシャッとした。
「と、とにかくっ!!
出てってよ!!
私には、今日しかないのっ!!」