ヒミツのお姫様☆2nd


花梨ちゃんは、恥ずかしくないのかな?

今の状況……。



「応援してくれるんでしょ?」



ぷくっと頬を膨らます花梨ちゃん。


可愛い…………じゃなくて!!


応援とか何のことよ〜!?


「言ったけど……」



爽と花梨ちゃんが、私の目の前で会話を続ける。



そういえば、爽……授業どうしたんだろ?

抜け出してきたのかな?



私達がいつまでも授業に行かないから……。



「もぅ……めんどくせぇ……」



爽は、そう言い捨てると、自分の髪の毛をクシャッとした。



「と、とにかくっ!!
出てってよ!!
私には、今日しかないのっ!!」


< 197 / 216 >

この作品をシェア

pagetop