ヒミツのお姫様☆2nd
「爽ー!柚希ー!
飯、食いに行こうぜー!!!」
と、ドアの方から聞き覚えのある声が聞こえた。
ドアの方からは、今私達がいる場所は見えないから一安心だ。
まさに……
救世主だぁ~!!!!
「チッ……いいところだったのに」
爽は惜しいと言わんばかりに不満そうな顔をしている。
そんな爽を横目に、私は
「ちょっと、待って!
今から着替えるからー!!」
と、ドアの方に向かって叫んだ。