ヒミツのお姫様☆2nd


「……腹、減った?」



ふと、声が聞こえて声がした方を見る。



「……うん」



城井が、眼鏡越し私を見ていた。


「んじゃ、コレ、いる?」

と、城井は片手を私の方に差し出した。




そこには、ぶどう味の飴がのっていた。



「いいの?」



私が、そう尋ねると城井は少し微笑んで、頷いた。



……///



城井の笑顔……初めて見たかも。



普段から、結構美少年だとは思っていたけど……



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