ヒミツのお姫様☆2nd



「爽?」



いたー!

届いたっ!私の心の声っ!


通路側にいる新谷が、爽が私の方に傾いて、私に寄り掛かって見えたのか、眉をハの字にして私達を覗き込んできた。




そんな、新谷の声につられて、窓の外を見ていた斉藤も私達の方を見て、



「王子?大丈夫??」



新谷と同じ反応を見せた。



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