ヒミツのお姫様☆2nd
な……なななっ///
キスしないでよっ///
恥ずかしいし、ドキドキするじゃん!!
「えっ?
はっ?ち、ちょっと待って俺、ちょっと頭ん中整理するわ」
新谷は、戸惑っている。
まぁ、それも無理ないよね。
新谷からしてみれば、私達は、男同士なんだから。
「え?知らねーの?コイツ」
爽は、私にそう訊いてきた。
「うん」
私が頷くと、爽は、ゆっくりと新谷に近づいていった。
それから、説明をしているっぽかった。
だけど、新谷は、「は?意味分かんね」と、眉間にシワを寄せるばかり。
だから、今度は、私を含め、4人掛かりで新谷に説明をした。
――新谷が納得してくれるまでに時間が掛かったことは、言うまでもない。