ヒミツのお姫様☆2nd


……っ!!



私の気も知らないで……っ!!


私は、爽に教えてもらいたいんだよぉ……。



半分、涙目になりながら爽に訴えかけるように、私は再び口を開いた。



「……私、爽がいい」




恥ずかしい……。



けどっ!!


私は爽に教えてもらいたいんだもんっ!



すると、


「……何だよ急に」


眉間にシワを寄せた爽が低い声を発した。



「……?」


“何だよ”って何よ!!


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