ヒミツのお姫様☆2nd


「じゃあ、紹介する。
入れ」



その先生の一声で、さっきまでのみんなの雄叫びはなくなった。





その代わりに。





――ガラッ!


みんなの視線がいっきに教室の扉の方へと注がれた。



私も教室の扉に目を向ける。



「……っ!!」




私は、自分の目を疑った。



こんなことって……





あるの?




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