夢和奏華

幼なじみ

んー。何から話そうか…


何話してほしい?






――――え、全部?




ハハハっ、ホント無理なこと言うよね三鶴は…


うん…まぁいいよ。私だって全部覚えてる訳じゃないんだから曖昧だろうけど…



そうだな、私の前世は神様が地上に存在した頃の遠い遠い昔にいたの


私は光火智岼(ヒカリビノトモユリ)という当事、一番偉い神に仕える巫女だった



彼とはずっとずっと小さい頃からの幼なじみだったから、"幼なじみ"っていうより"双子"みたいでね、よく双子だと間違われた




まぁ、その時は私も彼も年端もいかない11・2歳。

一般的に元服は15歳前後で行われてたから、ザッと中3~高校生の扱いかな。


それでもまだ、8つぐらいの扱いしかされなかったけどね…(笑)
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