*モテモテ男に恋するお話*
ミオの話を聞いていろいろ考えたけど
やっぱり、トオル君のことは好きだし
諦めるなんてできないよ…
“この恋が、叶わなくてもいい”
でも、せめて私の想いくらい
トオル君に伝えたい。
そんな風に思っていると、声が聞こえた。
『トオルく~ん』
「何??」
『お昼ごはん一緒にたべよぉ~』
「じゃぁ、ケンも一緒に!ユウちゃんも!」
『え~!トオル君と二人で食べたかったけど、
一緒に食べられるならいいよぉ~』
「だってみんなで食べたほうがおいしいじゃん?」
『うんっ☆』
はぁ~(泣
私もアオイちゃんみたいに
気軽に話しかけた方が
フレンドリーな感じでいいのかな?
そう考えていると、授業の始まりのチャイムが鳴った。