*モテモテ男に恋するお話*





ミオの話を聞いていろいろ考えたけど

やっぱり、トオル君のことは好きだし

諦めるなんてできないよ…




“この恋が、叶わなくてもいい”





でも、せめて私の想いくらい


トオル君に伝えたい。


そんな風に思っていると、声が聞こえた。


『トオルく~ん』



「何??」



『お昼ごはん一緒にたべよぉ~』



「じゃぁ、ケンも一緒に!ユウちゃんも!」



『え~!トオル君と二人で食べたかったけど、
 一緒に食べられるならいいよぉ~』



「だってみんなで食べたほうがおいしいじゃん?」



『うんっ☆』



はぁ~(泣


私もアオイちゃんみたいに


気軽に話しかけた方が


フレンドリーな感じでいいのかな?



そう考えていると、授業の始まりのチャイムが鳴った。








< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop