いちごおれはお好きですか?





「え?」


先輩は『やだ』と言って私の手を離さない。


「なんでですか?」



『その格好可愛いから』



その答えに私の顔は真っ赤になった。



「え、と…すいません…、着替えてきます!」



私はそう言って自分の教室に
入った。





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