いちごおれはお好きですか?



「せ、先輩?!」


私は何もできないまま固まった。
心臓の音がどんどん大きくなって、顔も熱くなった。


『ちょっと…休憩しよ?』


先輩は私からゆっくり離れて、部屋を出ていった。



…先輩?
どこ行ったんだろう…


私の事が嫌になった?
…そんなのやだ。


私は不安になりながらも、先輩の帰りを待った。





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