いちごおれはお好きですか?



先輩の家って私の家と逆じゃん。なのにわざわざ送ってくれてたんだね…

ドキドキ…―――

それだけで私はすごく嬉しくなった。



『ここ、俺んち』


先輩が立ち止まったのはここら辺では有名な高級マンションだった。


「先輩ってお金持ちなんですね…」


『別に』



私は先輩に連れられてマンションの中に入った。





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