いちごおれはお好きですか?



「さみしく…ないんですか…」

私の質問に椎名先輩の動きが止まった。
私、何聞いてんだろ…


「ごめんなさい!今のは気にしな…―――」


『さみしくないよ』


先輩は私の前にココアをおいて隣に座った。


『元々両親は共働きで顔を合わせる時間少なかったし。それに』


「それに…?」





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