いちごおれはお好きですか?



「ごちそうさまでした!」


私がケーキを食べ終えた頃には外は暗くなっていた。



「私、そろそろ帰ります。」


『……』


あれ?椎名先輩の反応がない。
おそるおそる顔を覗いてみると…

『すー…すー…』


寝息をたてた椎名先輩の可愛い顔がみえた。

寝ちゃったか…


私は置き手紙を書いておいた。




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