いちごおれはお好きですか?



『だからね…』


「うん?」


『バレンタインで一緒に、告白しない?』


美也の顔は真剣そのものだった。でも…


「私、振られるのが怖いよ…」


『その時は、私も一緒じゃん。』


美也は笑いながら言った。



でも美也がいるって思ったら、私も椎名先輩に言えるかもしれない。





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