いちごおれはお好きですか?




時間が止まった気がした。


先輩の好きな人が、私…?



「嘘だあ…」


泣いてるせいでうまくしゃべれない。

先輩は優しく私の涙を拭いた。


『嘘じゃない。俺は美也ちゃんが好きだ、』



先輩の目は真剣で…

私に、嘘じゃないって思わせてくれた。




< 206 / 234 >

この作品をシェア

pagetop