いちごおれはお好きですか?




先輩はまたゆっくりと私のことを離した。


「先輩…?」



『美也、俺と付き合って。』



先輩に呼び捨てにされたことと、付き合ってと言われたことで私の頭はパンクしそうになった。
呼び捨て…/////


『返事は?』



「柚月先輩、大好きっ!」



私は柚月先輩の胸に飛び込んだ。



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