いちごおれはお好きですか?






『『なにが?』』



二人の声が重なった。




だって…、


「女の子で溢れてます」


いつの間にか私たちは、数えきれないほどの女の子に囲まれていた。




『本当だ!じゃあまた来るね!ばいばい、美也ちゃん桐乃ちゃん♪』



『さようなら~♪』



美也は大きく手を振った。



「柚月先輩、なんだったんだろう?」




ま、いっか。





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