いちごおれはお好きですか?
はあ…
椎名先輩、ずるい。
あんな顔で見つめるなんて…。
可愛すぎるよ/////
『あれれ~、桐乃ちゃん?』
私が一人で廊下を歩いていると、後ろから聞きなれた声がした。
「柚月先輩!何してるんですか?」
私は柚月先輩に近寄った。
周りからの視線は、気にしないことにしよう。
『桐乃ちゃん、顔赤いよ?
さ・て・は!陽斗となんかあ…―――』
「ありません!」
廊下でなんつーことを言おうとしてるんすか…
でも私顔赤いんだな(汗)
『ふーん?』
「柚月先輩、うざいです」
私は柚月先輩とは逆の方を向いた。
『ごめんごめん!』
柚月先輩は私に謝りながら、ニコニコしていた。
「反省してないですね?」