いちごおれはお好きですか?






ガチャッ…――――




『…早瀬。どうしたの?』



私が屋上に入ると、椎名先輩は壁に寄りかかって本を読んでいた。



「え、と…」



私、何しに来たんだろ…
なんも考えないで来ちゃったよ(汗)

…もう椎名先輩に会えたから帰ろうかな。



「なんでもないです♪明日頑張りましょうね。」




私が扉に手をかけたとき…



『隣、座らないの?』



と言った先輩は本を閉じて私の方を向いていた。




「へ?」




『いちごおれ、一緒に飲も』



隣、座って良いの?

てか一緒に飲もうって…
間接チュー…/////


じゃなくて!


「しつれいします…」



私はドキドキしながら椎名先輩の横に座った。







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