いちごおれはお好きですか?
私の心臓の音、椎名先輩に聞こえてたりして…
…恥ずかしいな////
『早瀬』
椎名先輩は小さな声で私の名前を呼んだ。
「はい。」
『早瀬のおかげだよ』
先輩の声がいつもより優しい気がした。
「…?何がですか?」
私には椎名先輩の言ってることがわからなかった。
私、椎名先輩になんにもしてない。…逆にしてもらっちゃったし。
『秘密』
椎名先輩はちょっと意地悪そうな声で言った。
ツンデレですか////?←
「あ、ここ私の家です。」
あっとゆうまについちゃったなあ…。
先輩はゆっくりと私をおろしてくれた。
『じゃあな。』
「椎名先輩!」
私は背中を向けた椎名先輩をを呼び止めた。
『…?』
「ありがとうございました!」
先輩は優しく笑って、手を振りながら帰っていった。